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都営霊園のまめ知識 | 壁型埋蔵施設

東京都が平成3年度から供給を開始した都営の多磨霊園と八柱霊園の壁型埋蔵施設は、将来10000基程度を供給する計画のようです。しかし、これだけではまだまだ墓地需要に十分応えることができないと言われています。そこで、さらに集約化・立体化された墓所として多磨霊園内に建設し、平成5年度から供給が開始されたのが「みたま堂」になります。これは、いわゆるロッカー式墓所(長期収蔵施設)で、最大直径61メートル、高さ約20メートルの円筒型の巨大な納骨堂の壁面全体に6層のロッカー型納骨壇が並んでいるものです。

近年では、平成9年3月の東京都霊園管理問題等検討委員会答申で提言されたものですが、一つのお墓に多くの遺骨を一緒に埋蔵するという新しい形の墓地、いわゆる合葬式墓地(合葬埋蔵施設)を小平霊園と多磨霊園に設置して供給しています。また、平成17年には、青山霊園再生事業に伴って、立体式墓地の供給を始めています。なお、平成18年4月1日からは指定管理者として、財団法人東京都公園協会が霊園(瑞江葬儀所を含む)の管理運営を行うことになりました。

東京市公園課長だった井下清は、欧米各国の都市における墓地研究の結果、1919年に東京郊外の東、西、そして北に広い公園墓地を創設する計画を打ち出しました。そして、この計画を元に1920年に東京市の西にあたる多磨村が選ばれて、その2年後に多磨墓地の造成が始まりました。この場所が選ばれた理由は、同地はほぼ未開地であったこと、また甲州街道や京王電気軌道、北多磨鉄道、中央線など郊外としては交通網が整備されていたことが挙げられます。

そして、1923年に開園しています。なお、計画にあった残りの北と東の墓地はそれぞれ小平霊園と八柱霊園として完成しています。都営小平霊園に埋葬されている著名人としましては、野口雨情、壺井栄、宮本百合子、小川未明、柳宗悦、あるいは伊藤整が挙げられます。ちょっとした豆知識として、霊園を選ぶ際さんこうにしてみてください。






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